
スペースXの貨物船、打ち上げ失敗から1日後に宇宙ステーションに「スムーズに」接続
スペースXの貨物船、打ち上げ失敗から1日後に宇宙ステーションに「スムーズに」接続

国際宇宙ステーションのロボットアームは、スペースX社のドラゴン貨物カプセルを捕獲する位置に配置されている。(ESA / NASA写真 / トーマス・ペスケ)
アラン・ボイル著

スペースX社のロボット宇宙船ドラゴンは、航行上のトラブルにより異例の打ち上げ中止を余儀なくされた翌日、国際宇宙ステーションへの貨物輸送を問題なく完了した。
宇宙飛行士たちは、本日午前5時12分(太平洋標準時)にISSのロボットアームを使い、ドラゴンをハーモニーモジュールのポートに取り付けるために着陸船を着陸させた。
NASAの広報担当者ロブ・ナビアス氏は接続後、「今日は最初から最後まで順調でした。予定通りに到着したので、SpaceXにとって完璧な宇宙船でした」と述べた。
水曜日のランデブーは、ドラゴンのコンピュータが約1,200フィートの距離にある宇宙ステーションに対する相対的な位置を誤って受信したため、台無しになった。これにより、貨物船の接近は自動的に中止された。
ドラゴンは、宇宙ステーションの外部に取り付けられ、上空から大気を調査する科学パッケージを含む、約5,500ポンドの物資と実験装置を搭載して日曜日に打ち上げられた。
金曜日早朝には、ロシアのプログレス宇宙船がさらに5,400ポンド(約2,300キログラム)の物資をISSに輸送する予定で、このカプセルはロシア製のピアースモジュールの別のポートにドッキングされる。