
マイクロソフトの学生コンテストImagine Cupのバーチャル決勝で、ワシントン大学チームがトップ3にランクイン
カート・シュロッサー著

ワシントン大学の学生チームが、マイクロソフトが主催する学生開発者のためのグローバルテクノロジーコンテスト「Imagine Cup 2020」で上位3位に輝きました。決勝戦は、火曜日に開幕したMicrosoft Buildの一環として、ビデオプレゼンテーションで放映されました。
Team Tremor Vision は、医師がパーキンソン病の早期発症を検出し、処方された治療計画全体にわたって患者の進行状況を定量的に追跡できるようにする Web ベースのツールのアイデアを発表しました。
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このチームは、ワシントン大学でバイオエンジニアリングとコンピューターサイエンスを専攻する5年生のジャナエ・チャンさんとロバート・ミネカーさん、そして情報科学を専攻する4年生のドリュー・ガラルドさんで構成されています。
Tremor Visionは、第18回年次大会に残った6チームのうちの1つです。この大会には、主要な社会問題に対する革新的な解決策を持つ、世界中から数千人の学生が集まりました。チームはハッカソン、オンライン準決勝、そしてバーチャル地域決勝イベントを経て勝ち進みました。

優勝したのは香港大学のTeam Holloで、AzureのアナリティクスとAIサービスを活用し、若者のメンタルヘルス支援ウェブアプリを開発し、若者のセラピー実践の向上に貢献しました。Holloは賞金10万ドル、Microsoft CEOのサティア・ナデラ氏によるメンタリングセッション、そしてAzure助成金5万ドルを獲得しました。
もう1人の準優勝者は、声を失った人の話す能力を回復させるウェアラブル医療機器を製造する日本のチームSyrinxでした。
COVID-19による世界的な健康上の懸念のため、初のBuildデジタルイベントではコンテストは仮想形式に切り替わりました。
チームは Microsoft Teams を通じてプロジェクトを発表し、審査員には、Reboot Representation の CEO であり技術革新者でリーダーの Dwana Franklin-Davis 氏、世界中の技術コンテストに参加してきた若き革新者である CyberCode Twins America と Penelope Lopez 氏、そして Microsoft 社長の Brad Smith 氏が含まれていました。
チームは、イノベーション、テクノロジー、コンセプト、実現可能性に加え、今年はアクセシビリティ、多様性、インクルージョンという新たな基準に基づいて採点されました。
「これは、世界を変える人々や作品を見る機会です」とスミス氏は決勝戦の動画で語った。「同じ部屋にいられたらよかったのですが、こうして皆が繋がっているのは本当に素晴らしいことです。」