
マイクロソフトは2月1日からパートナーおよびサービスグループの大規模な再編を計画している
マイクロソフトは2月1日からパートナーおよびサービスグループの大規模な再編を計画している
ナット・レヴィ著
ZDNetのメアリー・ジョー・フォーリー氏のレポートによると、マイクロソフトは組織再編で多くのパートナーおよびサービスチームを統合し、クラウドに重点を置いた新しいデジタルチームを追加する予定だという。
マイクロソフトは、この組織変更が2月1日より実施されることを確認しました。その目的は、ワールドワイドコマーシャルビジネスグループ全体のチーム統合です。マイクロソフトは、パートナーや顧客により良いサービスを提供するために、チーム間の障壁を打破する取り組みを長年続けており、その取り組みはCEOのスティーブ・バルマー氏が2013年に発表した「One Microsoft」計画に遡ります。
マイクロソフトは声明の中で、本日社内発表された組織再編の直接的な結果として人員削減は行われないと述べた。さらに、「他の企業と同様に、マイクロソフトは継続的にリソースと投資を見直しています」と付け加えた。
再編によって起こる主な変化は次のとおりです。
- Microsoft のエンタープライズ & パートナー グループと公共部門、中小規模市場向けソリューションおよびパートナー チームが統合され、Microsoft の中規模市場向けソリューションおよびパートナー担当コーポレート副社長である Chris Weber が率いる新しいグループが形成されます。
- 新しい One Commercial Partner グループは複数のパートナー チームを統合し、Salesforce の元副社長で、現在は Microsoft のエンタープライズ パートナー エコシステム担当コーポレート副社長を務める Ron Huddleston 氏が率います。
- Microsoft Digitalと呼ばれる新設グループは、Microsoftの既存顧客とパートナーに対し、同社のクラウドプログラムの利用を推進します。このグループを率いるのは、Microsoft Servicesのコーポレートバイスプレジデントであるアナンド・エスワランです。
- ワールドワイド公共部門担当コーポレートバイスプレジデントの Toni Townes-Whitley が、マイクロソフトのワールドワイド公共部門およびインダストリー事業からなる統合グループを率います。
マイクロソフトは2016年に2つの大きな組織変更を行いました。7月には、COOケビン・ターナーの退任に伴い、営業およびマーケティングチームの再編を行いました。そして9月には、人工知能製品に注力する5,000人規模の新たなエンジニアリング・リサーチチームを発表しました。