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投資家がMinnowに夢中:シアトルのスタートアップが非接触型食品「ピックアップポッド」で300万ドルを調達

投資家がMinnowに夢中:シアトルのスタートアップが非接触型食品「ピックアップポッド」で300万ドルを調達

カート・シュロッサー

Minnow の Pickup Pod 食品配達およびピックアップ ステーション。(Minnow の写真)

新たな資金調達:シアトルを拠点とするスタートアップ企業、Minnow は非接触型食品配達およびピックアップポッドのメーカーであり、シード資金として 300 万ドルを調達しました。

技術:同社のIoT対応ピックアップポッドは、アパート、オフィス、大学のキャンパスなど、あらゆる場所に安全かつ便利に食品を配達するように設計されています。食品はキーパッドやタッチスクリーンを使わず、個別に施錠された収納スペースに保管されます。開封はスマートフォンのQRコードで行います。

牽引力: 2017年に設立されたMinnowは、米国全土と日本各地にデバイスを設置しています。同社によると、主要なフードデリバリーサービスはすべて同社の技術を活用しており、レストランやゴーストキッチンなど、自ら配達を行う事業者も同様です。COVID-19のパンデミックにより、非接触型デリバリーへの需要はますます高まっています。

ミノーはニュースリリースで、初の市販モデルとなるM8の生産を加速させていると発表した。ピックアップポッドの初回ロットはすでに完売しており、同社は第2ロットの予約注文を受け付けている。

投資家:ニューヨークを拠点とするアーリーステージのベンチャーキャピタルファンドであるBranded Strategic Hospitalityが今回のラウンドをリードしました。ポートランドを拠点とするElevate Capitalは、Minnowの以前の転換社債による資金調達を主導し、投資額を倍増させました。Portland Seed Fundも参加しました。Minnowは昨年8月に220万ドルを調達し、シードラウンドでは合計640万ドルを調達しました。

最後に:「今回の資金調達は、フードデリバリーにおけるラストマイル問題の解決において、ミノーの技術がいかに重要かを示しています」と、ミノーの共同創業者兼CEOであるスティーブン・スペリー氏は声明で述べています。「米国のフードデリバリー市場は今年280億ドルを超えると予想されており、主要なデリバリープラットフォームは依然として赤字が続いているため、ラストマイル問題の解決は喫緊の課題です。」