
アマゾンの採用は減速し、従業員数は57万5千人に達し、社内の再編が進む
アマゾンの採用は減速し、従業員数は57万5千人に達し、社内の再編が進む
ナット・レヴィ著
アマゾンの従業員数は第2四半期に全世界で57万5700人に急増したが、この数字は近年ほど急速には増加していない。
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従業員数は前年比50%増と、この規模の企業としては驚異的な数字だが、その多くは昨年末にホールフーズ・マーケットとその従業員8万7000人を統合したことによるものだ。年初来の従業員数はわずか2%増にとどまっていると、アマゾンのブライアン・オルサフスキーCFOは木曜日の記者会見で述べた。
オルサフスキー氏は、アマゾンは外部からの採用を減らし、一部のポジションを社内異動で埋めるようにしていると説明した。
「我々は過去6カ月間に社内で人員の採用と異動を進めてきた。そのため、純採用は外部からの採用によるものではなく、むしろ社内異動と一部部門の再編、そして人員補充が必要そうな箇所の検討によるものだ」とオルサフスキー氏は語った。
アナリストとの別の電話会議で、オルサフスキー氏は、こうした採用慣行は必ずしも長期的な傾向とは見ていないが、「業務の効率化に大きく貢献するのは確かだ」と述べた。
アマゾンは木曜日の午後時点で、求人サイトに18,268件の求人を掲載している。そのうち3分の1以上がAmazon Web Services関連だ。オルサフスキー氏は、同社はAlexaとEchoチーム、そしてビデオ部門でも積極的に採用活動を行っていると付け加えた。