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nFluenceは、ブランドが消費者の真のニーズを把握するのを支援するために160万ドルを獲得しました。

nFluenceは、ブランドが消費者の真のニーズを把握するのを支援するために160万ドルを獲得しました。

ジョン・クック

シアトルとロンドンに拠点を置くスタートアップ企業nFluence Mediaは、大手消費者ブランドによるユーザーデータ収集を可能にしており、Voyager Capitalなどの既存投資家から160万ドルの追加ベンチャー資金を調達した。同社の総調達額は約460万ドルに達し、ベンチャーキャピタリストのトム・ヒューズビー氏は水曜日にシアトルで開催されたイベントで、シアトル地域のエンジェル投資家がこの構想に結集した姿勢に感銘を受けたと述べた。

nFluenceは1年前にサービスを開始し、現在では11人の従業員を抱えるスタートアップ企業として、匿名の消費者ベースの「興味関心グラフ」をわずか30秒で作成できるとしている。同社によると、このアプローチにより顧客反応が10倍以上向上し、オプトイン方式のため、エンドユーザーが自身の情報がオンラインでどのように使用されるかをコントロールできるという。

nFluenceは現在、スーパーマーケット、携帯電話会社、クレジットカード会社と共同で技術をテストしています。これらの企業はいずれも、自社のサービスを利用する消費者に関するデータを収集したいと考えています。例えば、このツールはユーザーに、コカコーラ、ペプシ、ホームデポ、ロウズなど、好みのブランドを素早く選択するよう求めます。これらの選択から、nFluenceは消費者に関する推論を行います。これは大手ブランドにとって貴重な情報です。同社は、このアプローチは「データエグゾーストスニッフィングなどの侵入的な行動ターゲティング手法」よりもはるかに優れていると述べています。

「昨年末に確かな成果を示すとすぐに、当社の技術を活用したいという強い関心が寄せられました」と、CEOのヘンリー・ローソンは述べています。「事業を拡大し、市場が求めるソリューション、つまり消費者が理解し、信頼し、反応できるインタレストグラフを提供することで、投資家の皆様が当社にこれほどの信頼を寄せてくださったことを大変嬉しく思います。」

ローソン氏は以前、マーケティングテクノロジー企業であるInterepとDonovan Data Systemsを経営していました。今回、チームに加わったのはシアトルのスタートアップ企業で、SNAPin Softwareを創業したブライアン・ラウンドツリー氏です。SNAPin Softwareは2008年にNuance Communicationsに2億2400万ドルで売却されました。