
シアトル・ジェネティクスの株価は、患者の死亡を受けてFDAが白血病治療薬の臨床試験を一時停止したことで急落した。
シアトル・ジェネティクスの株価は、患者の死亡を受けてFDAが白血病治療薬の臨床試験を一時停止したことで急落した。
ジョン・クック著
シアトル・ジェネティクスの株価は、米食品医薬品局が急性骨髄性白血病(AML)治療薬SGN-CD33Aの臨床試験を保留にしたため、火曜日に15%近く下落した。
同社は、SGN-CD33Aによる治療を受けた患者に「肝毒性」が発生したと発表した。同社によると、6人の患者に肝毒性が確認され、その中には静脈閉塞症の症例も複数含まれている。4人の患者が死亡した。
「シアトル・ジェネティクスは、肝毒性とSGN-CD33Aによる治療との間に関連性があるかどうかを判断し、患者の安全のために適切なプロトコルの修正を速やかに特定し、これらの試験を継続できるようにするために、FDAと熱心に取り組んでいます」と同社はプレスリリースで述べた。
同社は、「同種移植前後のAML患者を対象としたSGN-CD33A単剤療法の第1/2相試験は、完全な臨床保留状態にある」と述べた。同社の第1相試験のうち2件は部分的な臨床保留状態にあり、新規登録はできないが、既存の患者は「再同意」を得て試験を継続できる。
シアトル・ジェネティクスの株価は火曜日の朝、52.88ドルで取引され、14%以上下落した。同社の時価総額は76億4000万ドルである。