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この持続可能性スタートアップは、箸をテーブルトップに変える資金を調達したばかりだ

この持続可能性スタートアップは、箸をテーブルトップに変える資金を調達したばかりだ

リサ・スティフラー

ChopValue チーム。右から 3 番目は CEO 兼創設者の Felix Böck 氏。(ChopValue の写真)

ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに拠点を置くChopValueは、1億7600万本以上の箸を家具や家庭用品に生まれ変わらせてきた実績があり、先週、約300万ドルの資金調達を発表した。今回の資金調達は、4月に発表された1100万ドルの投資と合わせて、ChopValueのシリーズAラウンドを構成する。

この循環型経済企業は総額2,200万ドル以上を調達しており、世界中に50人の従業員を抱え、さらにフランチャイズネットワークには200人の従業員がいる。

ChopValueは2016年に設立され、カナダ、米国、メキシコ、日本を含む9カ国で80の「マイクロファクトリー」を運営しています。同社はマイクロファクトリーを、地域密着型の事業運営で、2,500~4,000平方フィート(約240~380平方メートル)の規模を持つものと定義しています。

ChopValueは、レストラン、ホテル、オフィス、ショッピングモールなどの施設と提携し、毎週回収される箸リサイクルボックスを提供しています。回収された箸は、地元のマイクロファクトリーで選別、水性樹脂コーティング、乾燥、高温圧縮処理されます。そして、固形化された製品は、テーブルトップ、カウンター、まな板、壁パネルなど、家庭や事業所向けの様々な製品に生まれ変わります。

ChopValueは、4月に上場したMicrofactory Venture Platform(MVP)という親ブランドの一部です。MVPは、コーヒーかすや廃棄された衣類など、様々な廃棄物を新たな商品に変える取り組みを行っています。

ChopValue および MVP の CEO 兼創設者である Felix Böck 氏は、木材科学と持続可能性の分野での経歴を持っています。

新たな資金調達は、ブリティッシュコロンビア州が設立したファンドであるInBC Investment Corp.から提供される。同社によると、今回のラウンドには「著名なテクノロジー起業家2名、コーポレートベンチャーキャピタルファンド、そして過去のラウンドからの既存投資家」も参加している。