
GoDaddyはコンピューティングインフラの「大部分」についてAmazon Web Servicesと複数年契約を締結
トム・クレイジット著

インターネットドメイン名登録業者の GoDaddy は、コンピューティング インフラストラクチャの大部分を Amazon Web Services に移行する複数年契約を締結したと、両社は水曜日に発表する予定である。
AWS が作成したプレスリリースによると、GoDaddy が自社のコンピューティング インフラストラクチャをパブリック クラウド市場のリーダーのサーバーに移行するにはしばらく時間がかかるが、AWS が昨年 11 月に re:Invent 2017 で発表したマネージド Kubernetes サービスに特に興味を持っているという。
長年にわたり抱いてきた「ブロタスティック」なイメージを払拭しようと懸命に努力してきたGoDaddyは、過去には独自のクラウドサービス提供を検討し、顧客が自社インフラ上でアプリケーションを構築・テストできる環境を提供していた時期もありましたが、昨年そのサービスを終了しました。これは、2015年に大規模なIT近代化プロジェクトに着手し、クラウドサービスに頼ることなく、老朽化したインフラを自力で強化しようとした後のことでした。
ちょうど1年前、GoDaddyの元CEOであるブレイク・アービング氏はGeekWireに対し、米国内の自社インフラを維持しながら米国外の新しい地域でワークロードを増やしていく中で、クラウドプロバイダーとの提携を検討していると語っていたが、新CEOのスコット・ワグナー氏の下で何かが変わったようだ。
AWSは、今回の買収の一環として、GoDaddyと提携してドメイン関連サービスを提供する予定であると発表しており、これが両社の提携をさらに後押しする要因となった可能性もある。この買収は第1四半期末のギリギリのタイミングで成立したため、数週間後に発表されるAWSの決算で、この買収がAWSにとってどのような影響を与えるかが注目される。