
確認済み:元マイクロソフト幹部パノス・パナイ氏が来月アマゾンに入社し、デバイス&サービス部門を率いる
トッド・ビショップ著

マイクロソフトのWindows & デバイス事業の元最高製品責任者であるパノス・パナイ氏は、AlexaやEchoを含むデバイス&サービス事業のリーダーとして10月末にアマゾンに入社する予定だ。
アマゾンは水曜日の朝、CEOのアンディ・ジャシー氏と、現デバイス&サービス部門リーダーのデイブ・リンプ氏からの内部メールでこのニュースを認めた。リンプ氏はアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏の宇宙ベンチャー、ブルーオリジンの新CEOとして月曜日に発表されていた。
ブルームバーグ・ニュースは、マイクロソフトがパナイ氏の退任を発表した先週、パナイ氏の新たな役割について最初に報じた。
ジャシー氏の電子メールによると、パナイ氏はアマゾン社内で「Sチーム」として知られるシニアリーダーシップチームのメンバーとなる。ジャシー氏はさらに、「今後数ヶ月間、スムーズな移行を確実にするためにパナイ氏と協力する」と付け加えた。
「ハードウェアと統合サービスの両方で豊富な経験を持つ強力な製品開発者および発明家として、パノスは当社のD&S組織にとって今後大きな力となるだろう」とアマゾンのCEOは記した。
リンプ氏は自身のメッセージで、「パノス氏とは長年の知り合いで、今後この組織にとって素晴らしい存在になると確信しています。彼は情熱的なプロダクトリーダーであり、皆さんが共にどんな発明を成し遂げるのか、今から楽しみです」と付け加えました。
競業避止契約、守秘義務、そして企業秘密は、過去にアマゾンとマイクロソフトの間で幹部が異動した際に繰り返し問題となってきた。GeekWireが本日取材した両社の担当者は、パナイ氏の新たな役割について合意に達したかどうかについてコメントを控えた。
AmazonとMicrosoftは、主にクラウド事業の延長として、人工知能(AI)分野での競争を激化させています。これは、Amazonが今週、AIスタートアップ企業Anthropicに最大40億ドルを投資したことからも明らかです。同時に、MicrosoftのWindows部門とAmazonのデバイス&サービス事業においても、AIへの注力が拡大しており、これはAmazonが先週発表した製品発表にも反映されています。