
デジタル化への取り組みを再開するため、ノードストロームはエドモンド・メスロビアンを新CTOに任命した。
ジョン・クック著

ノードストロームはテクノロジーへの取り組みを強化し、エドモンド・メスロビアン氏を同社の新しい最高技術責任者に任命した。
食料品小売業者テスコとオンライン旅行大手エクスペディアでのベテランであるメスロビアン氏は、ノードストロームのデジタル戦略と顧客エンゲージメントの取り組みの強化を支援する役割を担っている。
「綿密な選定を経て、エドモンド氏を最高技術責任者(CTO)として経営陣に迎えることができ、大変嬉しく思います」と、ノードストローム共同社長のブレイク・ノードストローム氏は声明で述べています。「エドモンド氏は経験豊富なテクノロジー専門家であり、30年近くにわたり、小売、ハイテク、そしてインターネット関連事業の成長に貢献してきました。業界とお客様が進化する中で、エドモンド氏は当社の事業変革を継続的に推進し、お客様がどのようなショッピング体験を選ばれても、最高の体験を提供できるよう尽力してくれるでしょう。」
ノードストロームのデジタルへの取り組みは、長年にわたって試行錯誤を繰り返してきたが、シアトルを象徴するこの小売業者は、ファッションやアパレル事業への進出を強めている隣のアマゾンからのさらなる挑戦に直面している。
メスロビアン氏はシアトルに拠点を置くリアルネットワークスでCTOも務めており、2017年1月に1年も経たないうちに同社を去ったクマール・スリニバサン氏の後任となる。
同社は先月ロサンゼルスで開かれた投資家向けイベントで、「デジタル世界で最高のファッション小売業者」となる計画を発表した。
メスロビアン氏はノードストロームがこの困難な道を進む手助けができるだろうか?時が経てば分かるだろう。