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NFLは今シーズン、フットボールにチップを搭載する予定。キックや審判などへの影響も

NFLは今シーズン、フットボールにチップを搭載する予定。キックや審判などへの影響も

テイラー・ソパー

サッカー111今シーズン、NFLの試合用ボールが「スマート」になる。

トロント・サン紙は、NFLがプレシーズン中、そしておそらく木曜夜のフットボールの試合中にフットボールの中にチップを埋め込む予定だと報じた。

この技術導入の当初の目的は、フィールドゴールキックの精度を測定することであり、これによりNFLはゴールポストを狭め、フィールドゴールやエクストラポイントの難易度を上げるべきかどうかを判断するのに役立つだろう。

ESPNは、昨シーズンのNFLキッカーのフィールドゴール成功率が84.5%と、史上2番目に高い数字だったと報じました。ESPNはまた、チップを搭載したフットボールはキック以外の用途にも活用できる可能性があると指摘しました。例えば、プレー後にボールをどこに置けばよいか、あるいは選手がゴールラインを越えたかどうかなど、審判が判断しやすくなる可能性があります。

NFLは新技術の導入には通常時間がかかるものの、これはリーグが革新性を維持しようとしている最新の例と言えるでしょう。選手たちは2年前からジャージにRFIDチップを装着し始め、その結果、チームとファンは「次世代スタッツ」にアクセスできるようになりました。Microsoft Surfaceタブレットも2年前には試合中にサイドラインに設置され、選手とコーチ陣は従来の白黒の紙のプリントアウトよりも効率的に過去のプレーを振り返ることができるようになりました。そして今、NFLのトレーニングキャンプにはロボットダミーが登場しています。

プロスポーツ界全体で、このような「スマートボール」のテストや導入が今後さらに増えていくと予想されます。アディダスや94Fiftyといった企業が既にハイテクボールを一般向けに販売しており、メジャーリーグが同様の技術を導入して、リーグ自身とファンのためにデータを収集するのは時間の問題と言えるでしょう。