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ファンコがAT&Tと提携し、通信大手の店舗でゲーム・オブ・スローンズのフィギュアを販売

ファンコがAT&Tと提携し、通信大手の店舗でゲーム・オブ・スローンズのフィギュアを販売

ナット・レヴィ

AT&Tストアにあるファンコのゲーム・オブ・スローンズのディスプレイ。(ファンコの写真)

ファンコの代表的なコレクターズアイテムの人気シリーズが、全米の AT&T ストア 2,200 店舗と同社のウェブサイトで販売されている。

ワシントン州エバレットに拠点を置く玩具メーカー、ファンコはAT&Tと提携し、AT&Tストアで「Pop! ゲーム・オブ・スローンズ」フィギュアを販売する。ファンコが通信会社と契約を結ぶのは今回が初めてだ。

「AT&Tとそのお客様が『ゲーム・オブ・スローンズ』のPOP!フィギュアを通してファンとしての情熱を表現できるようになることを大変嬉しく思います」と、ファンコCEOのブライアン・マリオッティ氏は声明で述べた。「HBOの人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンコ新シリーズは、この大ヒットシリーズの最終シーズンが近づく中、ファンの皆様に心から喜んでいただけることでしょう。」

ファンコ社の「ゲーム・オブ・スローンズ」フィギュア。左はサーセイ女王、右は鉄の玉座に座る白騎士。(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)

ファンコは上場企業として厳しいスタートを切ったものの、エンターテインメント界の人気フランチャイズのPop!フィギュアを制作する契約を次々と獲得し、業績を回復させています。同社は「ゲーム・オブ・スローンズ」に加え、「マーベル」や「フォートナイト」といった人気フランチャイズも傘下に収めています。

同社は先日、ロサンゼルスに2店舗目の直営店をオープンする計画を発表しました。この直営店の拡大は、同社のこの1年間の勢いを示す好例と言えるでしょう。

ファンコの株価は、上場直後に急落した後、昨年夏にIPO時の水準まで回復しました。その後、株価はさらに62%上昇し、マッド・マネーのジム・クレイマー氏をはじめとする金融業界の著名人の注目を集めています。