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アレクサ、そう?Amazonのデジタル頭脳、Echoデバイス、Prime Musicがカナダに登場

アレクサ、そう?Amazonのデジタル頭脳、Echoデバイス、Prime Musicがカナダに登場

ナット・レヴィ

スマートホームハブを内蔵した次世代Amazon EchoとEcho Plus。(GeekWire Photo / Todd Bishop)

Amazon は Alexa を国境の北側に持ち込む予定です。

小売大手のAmazonは本日、AmazonのデジタルブレーンとPrime Musicサービスがカナダで利用可能になったと発表しました。カナダのお客様は、12月5日より出荷開始となるAlexa搭載デバイス3機種(Echo、Echo Plus、Echo Dot)の予約注文も可能です。

Amazonはプライムビデオなど一部のサービスを急速に世界展開していますが、Alexaに関しては時間をかけています。現在、Alexaは米国、英国、ドイツ、日本、インドで利用可能です。Amazonは、言語のニュアンスを正確に把握し、Alexaの機能をそれぞれの新しい市場に合わせてカスタマイズしたいと考えています。

Engadgetによると、Alexaはカナダでのデビューに際し、カナダ訛りの発音を採用したとのことですが、カナダの2つの公用語のうちの1つであるフランス語は話せません。開発者たちは、エア・カナダ、TDバンク、TELUSなどの企業向けに、カナダの顧客向けに1万以上のAlexaスキルを開発しています。

「既に数千万人のお客様がAlexaをご利用いただいており、本日、カナダのお客様向けにゼロから設計された体験を携えて、Alexaをカナダに導入できることを大変嬉しく思います」と、Amazon Alexa担当シニアバイスプレジデントのトム・テイラー氏は声明で述べています。「AlexaとEchoを組み合わせることで、お客様はハンズフリーで音楽、天気、ニュース、情報などにアクセスできます。話しかけるだけで操作できます。」

Echoデバイスに加え、AlexaはAlexa Voice Serviceを通じて、複数のサードパーティ製デバイスにもまもなく搭載される予定です。これにより、ハードウェア開発者はAlexaを自社製品に直接統合できるようになります。カナダで近日発売予定のAlexa搭載デバイスには、トロントに拠点を置くecobeeのecobee4スマートサーモスタット、Ultimate Earsのポータブル防水スピーカーBlastおよびMegablast、FabriqのワイヤレスマルチルームスピーカーChorusなどがあります。