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スターバックスはシアトル本社で非公開数の従業員を解雇した

スターバックスはシアトル本社で非公開数の従業員を解雇した

トリシア・デュリー

スターバックススターバックスはシアトル本社で「比較的少数」の従業員を解雇することを確認した。

広報担当のリンダ・ミルズ氏は、影響を受ける人数は明らかにしなかったものの、同オフィスに勤務する3,500人の従業員のうちごく一部だと述べた。レイオフは年初に始まり、2月まで継続される予定だ。

スターバックスは「成長戦略に合わなくなった、あるいは他の職務と重複するようになった」職務をターゲットにしており、人員削減は全社的に行われていると彼女は述べた。

この変更によって店舗ベースの職務が影響を受けることはなく、全国の数百店舗で多数の求人があるため、スターバックスは2015年に米国で実際に数千の新規雇用を生み出すことになるとミルズ氏は指摘している。

スターバックスは、ラテのフレーバーから店舗で販売するお茶の種類、店舗で注文する新しい方法まで、ビジネスのあらゆる側面を常に改良し続けています。

先月、同社はポートランドで新しいモバイルオーダー機能を開始したが、その試験運用の一環として、GeekWire はスターバックスのデジタル部門責任者であるアダム・ブロットマン氏にインタビューを行い、同氏はその技術を世界中に展開するという非常に積極的な計画について語った。

ミルズ氏は、今回の人員削減によって同社の技術系従業員が影響を受けるかどうかについては言及しなかったが、全面的な人員削減が実際に行われるのであれば、影響を受けることになるだろう。

「これは非常に難しい決断でした。今回の人事異動の影響を受けるパートナー(従業員)の皆様には、社内で代わりの役割を見つけるために全力を尽くします」と彼女は述べた。「企業として、私たちは今後も長期的な視点に立ち、人間性という視点から業績とのバランスを取りながら事業運営を行ってまいります。」

スターバックスは1週間前、COOのトロイ・アルステッド氏が長期休暇に入ると発表した。ブルームバーグの報道によると、同社はアルステッド氏の退任理由が健康上の問題か、あるいは会社の業績が理由ではないかとの憶測を直ちに否定せざるを得なかった。アルステッド氏は、CEOのハワード・シュルツ氏の後継候補として広く注目されている。

ミルズ氏は、人事異動もアルステッド氏の辞任とは全く関係がないと述べた。