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オプティマム・エナジーが1,000万ドルを調達、建物のエネルギー使用量を削減する新ツールを開発

オプティマム・エナジーが1,000万ドルを調達、建物のエネルギー使用量を削減する新ツールを開発

ジェイコブ・デミット

最適なエネルギーSECへの提出書類によると、オプティマム・エナジーは、企業が建物の冷暖房コストを節約できるようソフトウェアのラインアップを拡大し続けており、新たに1,000万ドルの資金を調達した。

シアトルに拠点を置く同社は2014年4月にOptiCxプラットフォームを発表し、建物の温度をインテリジェントに調整してエネルギー消費を削減するためのツールを「フルメニュー」として提供してきました。同社は過去1年間、建物の通気口から得られるフリークーリングの量を予測するソフトウェアや、機械学習を用いて各冷却機器の最適な動作タイミングを判断するプログラムなど、プラットフォームに新機能を追加してきました。

オプティマムの製品は、ニューヨークのロックフェラーセンターなどの施設、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの企業、そしてテキサス大学などの大学キャンパスで使用されています。オプティマムのケーススタディによると、このシステムによりテキサス大学キャンパスでは年間150万ドルの節約が実現しています。

同社によれば、2015年4月時点で合計3億5,700万kWhの電力を節約しており、これは3万3,800世帯の1年間の電力供給量に相当する。

オプティマムはコメント要請にすぐには応じなかったが、SECへの提出書類によると、同社は1,015万ドルの新規資金調達を実施している。この書類によると、同社は資金調達ラウンドの完了までに総額2,030万ドルの調達を目指している。

GeekWireの集計によると、Optimumの調達総額は約4,500万ドルとなる。これまでの投資家には、Edison Energy、Navitas Capital、Johnson Controls、Columbia Pacific Advisorsなどが含まれる。