
サンライズ終了が近づく中、マイクロソフトはiOSとAndroid向けOutlookにカレンダーアプリをリリース
ジェームズ・リズリー著
デジタルカレンダーの普及にもかかわらず、一日の予定を把握するのは大変です。ToDoリスト、Facebookのイベント、メールでスケジュールされた会議など、個人用カレンダーは言うまでもなく、日々の予定を把握するのは至難の業です。
iOSおよびAndroid向けOutlookアプリの最新アップデートにより、Microsoftはあらゆるソースからデータを収集し、1日の予定を1か所でまとめて把握できるようになりました。新しい「カレンダーアプリ」では、Microsoftが昨年買収したSunriseの機能を統合し、イベントやリマインダーをOutlookカレンダーに同期できます。
開始時には、ユーザーは Facebook からのイベントや、Evernote および Wunderlist (Microsoft が買収した別のサービス) からのリマインダーをカレンダーに追加できます。
Facebookとの連携により、友人からの招待が他の予定と並んで表示されるため、ユーザーは簡単に予定の空き状況を確認できます。Outlookアプリから直接、招待を承諾または辞退することもできます。
リマインダー付きのEvernoteノートはカレンダーにも表示されます。ユーザーはOutlookアプリ内でノートの最初の数行を表示して、そのリマインダーの内容を確認できます。タップするとノートの詳細情報が表示されます。
Wunderlistとの連携は最もシンプルで、期限付きのToDoをカレンダーに表示します。Outlookから簡単にアプリにアクセスできますが、Wunderlistにアクセスしないとチェックマークを消すことができません。ToDoリストアプリはMicrosoftが所有しているため、項目をクリアするための余分な手順が省略されているのは奇妙に思えます。
カレンダー アプリは、Microsoft が Sunrise のサポートを終了し、その機能をメインの Outlook アプリに統合する準備を進めているときに登場します。
Microsoftはカレンダーアプリの選択肢を拡大し、SkypeとOneNoteとの連携も開発中です。また、ユーザーからの提案も募集しています。ユーザーは、アプリの設定画面にある「ヘルプとサポート」セクションから新しいカレンダーアプリを提案することで、他の連携をリクエストできます。