
マイクロソフトスタジオはXboxゲームスタジオとなり、ゲーム機を超えたゲームブランドの進化を反映している。
ナット・レヴィ著

マイクロソフトは、ゲーム開発グループである Microsoft Studios を Xbox Game Studios にリブランドしました。これは、Xbox の名前とプラットフォームをコンソールを超えて広めたいという同社の意欲のもう一つの表れです。
マイクロソフトは、Xbox Game Studios傘下に13の独立したゲームチームを擁し、『Age of Empires』、『Forza』、『Gears of War』、『Halo』、『Minecraft』などのタイトルを開発していると述べている。マイクロソフトは2018年に、『Forza』シリーズの開発スタジオであるPlayground Gamesを含む7つの新たなスタジオを買収し、自社ゲームの開発能力を強化した。
Xboxは、強力なクラウドコンピューティングからWindows 10に至るまで、Microsoftのあらゆる事業の力に支えられており 、ソニーや任天堂と戦う上で、独自の優位性を築いています。Microsoftはこれを活かし、Xboxを従来のゲームの枠を超えて拡張しています。
マイクロソフトは10月、コンソール、PC、モバイルデバイスを問わず、Xbox向けに開発された3,000タイトル以上のゲームライブラリにアクセスできる新サービス「Project xCloud」を発表しました。この新しいゲームストリーミングサービスは、2017年6月に開始された「Game Pass」を基盤としています。「Game Pass」は月額9.99ドルで、100タイトル以上のXbox OneおよびXbox 360ゲームをダウンロードできるサービスで、Halo、Forza、Gears of WarといったXbox専用タイトルも含まれています。
マイクロソフトは、Xboxのリーチ拡大においておそらくこれまでで最大のものとなる、新たなソフトウェア開発キット(SDK)を通じてXbox Liveの対応プラットフォームをAndroid、iOSモバイルデバイス、そしてNintendo Switchを含む複数のプラットフォームに拡張する準備を進めています。ビデオゲーム業界にとって大きな転機となる可能性のあるこの拡張Xbox Liveは、世界中の数十億台ものデバイスに届く可能性があります。
マイクロソフトはこの計画についてまだ公に語っていない。しかし、このような動きは、サティア・ナデラCEO率いる同社の戦略に合致するだろう。マイクロソフトは、従来ライバルとみなしてきたプラットフォームも含め、様々なプラットフォームで自社のアプリやサービスが利用できるようにすることを目指している。