
アマゾンの新しい「ハブ」配送ロッカーは、あらゆる送り主からの荷物を受け付ける
トッド・ビショップ著

アマゾンは、その配送ロッカーのコンセプトをアパートのロビーにまで拡大しているが、同社によれば、新しいロッカーはアマゾンからの荷物だけでなく、あらゆる発送者、あらゆる運送業者による荷物も受け付けるという。
「Hub」と呼ばれるこの新たな取り組みは、Amazonの配送インフラを自社のeコマース事業の枠を超えて拡大する注目すべき取り組みです。6年前に開始されたAmazonの既存のロッカーは、自宅や職場でAmazonからの荷物を受け取る代わりに利用できるように設計されました。
ハブの展開により、同社はこのコンセプトを拡大し、友人や家族、競合小売業者など、誰からでも荷物を受け取れるようにする。この動きにより、Amazonは小売店の郵便受けや既存の宅配ロッカーにとって、はるかに強力なライバルとなる可能性がある。また、シアトルに拠点を置くこのテクノロジー大手は、競争優位性をもたらす膨大な配送データや顧客データへのアクセスも得られるようになるだろう。
ハブ配送ロッカーのニュースは先週末に初めて報じられました。Amazonは、不動産所有者や管理者に対し、ロビーにハブロッカーを設置するための申請を呼びかけています。
「すべての配送業者からの配送に対応しているHub by Amazonは、お客様とスタッフを日々の荷物管理から解放します」と、同社はHubのウェブサイトで謳っています。「便利で使いやすく、Hubは居住者の皆様に喜んでいただけるアメニティとなるでしょう。…セルフサービスによる配送と信頼できるカスタマーサポートが一体となり、頼りになるソリューションを実現します。」
これらは、おなじみの鮮やかなオレンジや黄色のロッカーではありません。同社によると、「屋内用と屋外用のハブがあり、幅は6フィートからご用意しています。4色のニュートラルカラーからお選びいただけ、ご自宅の雰囲気に自然に溶け込みます。」とのことです。
上記のHubのサイトやAmazonのビデオに示されているように、HubのロッカーにはAmazonのスマイルが描かれているが、社名は描かれていない。
これは、ホールフーズの買収からトレジャートラックの全米新市場への展開に至るまで、アマゾンが実店舗と配送インフラを拡大する最新の動きである。
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