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30年間の飛行を経て、ブルーエンジェルスのジェット機がシアトルの航空博物館へ向かう

30年間の飛行を経て、ブルーエンジェルスのジェット機がシアトルの航空博物館へ向かう

アラン・ボイル

アメリカ海軍ブルーエンジェルスがシアトルのシーフェア2015でパフォーマンスを披露
アメリカ海軍ブルーエンジェルスがシアトルで開催されたシーフェア2015でパフォーマンスを披露。(GeekWire撮影、Kevin Lisota)

戦闘任務とブルーエンジェルスでの12年間の経験を持つ、30年前に製造された海軍のF/A-18ホーネット戦闘機が、シアトルの航空博物館への地上輸送のためフロリダで梱包されている。

博物館の広報担当者テッド・ヒュッター氏はGeekWireに対し、一部解体されたこの飛行機はブルーエンジェルスの拠点であるペンサコーラ海軍航空基地からトラックで輸送される予定だと語った。「今週中にアメリカ全土を移動する予定です」とヒュッター氏は本日述べた。

到着は8月21日から23日頃と予想されています。ヒュッター氏によると、博物館はソーシャルメディアを通じて輸送の進捗状況に関する最新情報を提供する予定とのことです。

海軍はホーネットを段階的に廃止しており、ブルーエンジェルスの艦隊は早ければ来年までにより重いF/A-18EとF/A-18Fスーパーホーネットにアップグレードされる予定だ。

航空博物館では、最近オープンした航空館に、既に旧型のブルーエンジェルス・スカイホークが展示されています。ヒュッター氏によると、ホーネットも近くに展示される予定です。展示時期はまだ決まっていませんが、年末までにはかなり早く設置される見込みです。

スカイホーク同様、シアトルのホーネットもペンサコーラの国立海軍航空博物館から貸し出される予定だ。

この飛行機は1986年に海軍で運用を開始した。ヒュッター氏によると、この飛行機は1991年の砂漠の嵐作戦(サウジアラビアとクウェートで侵攻してきたイラク軍を撃退した)、砂漠の嵐作戦後のイラクの飛行禁止空域を強制的に守ったサザン・ウォッチ作戦、そして1992年から1993年にかけてのソマリアでの希望回復作戦の際、空母から発射されたという。

このジェット機は2004年にブルーエンジェルスのアクロバットショーで使用するために改造された。

F/A-18ホーネット戦闘機が航空博物館に移送されるという報道は、ブルーエンジェルスがシアトルのシーフェアフェスティバルに恒例の出演を果たしていた1週間ちょっと前に広まり始めた。