
ズーリリー、利益予想を下回るもアマゾン並み:ウォール街は面白くなく、株価は30%下落
ジョン・クック著

急成長中の電子商取引サイト「Zulily」は今朝、ウォール街で大きな頭痛に見舞われた。
シアトルに拠点を置くズーリリーの株価は、第1四半期決算で予想を下回り、利益見通しもさえない内容だったことを受けて、水曜日も下落を続けた。株価は現在約32ドルで取引されており、前日比30%下落している。

昨年11月に1株22ドルで上場した同社は、時価総額が40億ドル強に達している。株価は2月に最高値72ドルを記録した。
同社は売上高で予想を上回り、年間売上高ガイダンスを5000万ドル引き上げて11億5000万ドルから12億ドルとしたが、ウォール街はアマゾンのような成長アプローチを快く思わなかった。
CEOのダレル・カベンス氏は「積極的に投資している」と語る。
実際、アマゾンと同様に、ズーリリーも新たなフルフィルメントセンターの建設に多額の投資を行っており、マーケティング活動も強化しています。従業員数は2013年末の1,110人から現在1,380人に増加しています。
ズーリリーのマーク・ベイドン会長は昨日のアナリスト向け電話会議で、ジェフ・ベゾスを彷彿とさせ、「ズーリリーは長い間誤解されることを喜んで受け入れている」と述べた。(以前のGeekWireの記事を参照:ジェフ・ベゾス氏のイノベーションに関する発言:アマゾンは「長い間誤解されることをいとわない」)また、ズーリリーは「顧客を満足させるためにできる限りのことを行っている」とも付け加えた。
実際、同社の投資家との質疑応答では「顧客」という言葉が約30回使われた。
「我々は、これまでに例のない規模とペースで会社を築き上げました。それは我々が全く異なることを行っているからだと思います」とヴァドン氏は語った。