
ポートランドのスタートアップOpenSesameが企業研修マーケットプレイス拡大のため2800万ドルを調達
テイラー・ソパー著

企業向け学習プログラムのマーケットプレイスを運営するスタートアップ企業 OpenSesame は、成長を促進するために 2,800 万ドルの資金調達を行った。
2011年に設立され、オレゴン州ポートランドに拠点を置くOpenSesameは、AmazonやAlibabaに似たマーケットプレイスを運営していますが、従業員向けのオンライン研修クラスに重点を置いています。OpenSesameには、SEOからJavaScript、面接スキルまで、様々なテーマを教える数百のプロバイダーが主催する2万以上のクラスがあります。
このプラットフォームは、コンテンツクリエイターが一般大衆、特に企業にリーチするための簡単かつ効率的な手段を提供します。授業はあらゆる企業研修システムで再生可能です。OpenSesameは、マーケットプレイス取引ごとに手数料を受け取ります。
顧客にはシーメンス、東芝、マウイジムなどが含まれます。従業員数は85名で、2019年末までに140名に達する予定です。これまでの資金調達総額は4,700万ドルです。
OpenSesame は、教育のデジタル化が進み、Lynda (2015 年に LinkedIn が買収)、MasterClass、Coursera、Articulate などのサイトが大きな成長を遂げるにつれて、e ラーニングの利用が急増しています。
サンフランシスコとニューヨークに拠点を置くFTV CapitalがシリーズCラウンドを主導し、既存投資家のAltos Venturesも参加した。
「企業は、高度なスキルと競争力を持つ労働力を維持し、複雑な規制要件を遵守するために、外部の学習コンテンツやプログラムに年間300億ドル以上を費やしています」と、OpenSesameの取締役会に加わったばかりのFTV Capitalのパートナー、クリス・ウィンシップ氏は声明で述べています。「OpenSesameは、モバイルワーカーの増加、ミレニアル世代の嗜好や行動の変化、クラウドやコラボレーションといった基盤技術の急速な導入など、職場環境を変革する主要なトレンドを活用しています。」
FTV Capitalは最近、太平洋岸北西部の別のスタートアップ企業であるTango Cardに投資した。