
テック企業のCEOがシアトルのオフィスビル40階から降りて寄付への関心を喚起、自身の不安を解消
テック企業のCEOがシアトルのオフィスビル40階から降りて寄付への関心を喚起、自身の不安を解消

MoxiWorksのCEO、ヨーク・バウアー氏は、シアトルにある自社オフィスビルの最上階から退出する際に、背もたれに寄りかかっている。(YouTubeスクリーンショット、MoxiWorksより) 
MoxiWorks CEO のヨーク・バウアー氏が、1000 Second Ave の屋上から通りへと向かう。(MoxiWorks 経由の YouTube スクリーンショット)
カート・シュロッサー著

シアトルを拠点とする不動産仲介業者向けプラットフォームを運営するスタートアップ企業MoxiWorksのCEOとして、ヨーク・バウアー氏はすでに頂点に君臨している。先週、彼は独特のやり方でどん底に舞い戻った。
会社の慈善活動の取り組みを記念する企画として、バウアー氏は募金活動中に従業員に課したチャレンジに応え、最終的に2万5000ドルの目標を上回る7000ドルを集めた。
モクシワークスがオフィスを構えるセカンドアベニュー1000番地の屋上から、青空の下、雲模様のスーツに身を包んだバウアー氏は、地上40階(約150メートル)の高さまで懸垂下降し、地上に戻った。途中、13階のガラス越しに安全に待機していた従業員たちが手を振って歓声を上げているのを横目に、バウアー氏はその様子を目撃した。

バウアー氏は木曜日のLinkedInへの投稿で、従業員が住宅関連の慈善団体に寄付金を集めるMoxi Fundの慈善活動への注目を集めることが、この大胆な行動の主たる理由だと述べた。しかし同時に、生来の恐怖心を克服し、これまでにしたことのないことにチャレンジすることで、自分自身を成長させようとしたのだと付け加えた。
「恐怖は成長と機会の敵だと強く信じています」とバウアー氏は書いている。「こうするのは気が進まないでしょうか?…はい。しかし、どんなに大きな恐怖でも、準備、指導、データ、そしてチームワークによって克服できるのです。」
バウアーのスタントのビデオを以下でご覧ください。