
Yコンビネーター創業者ポール・グラハムがシャークタンクを痛烈に批判、マーク・キューバンが反論
テイラー・ソパー著

水曜日の早朝、ウィズ・カリファとカニエ・ウェストが、ラッパーの二人(主にカニエ)が女性、マリファナ、キャリアの状況について議論し、ツイッターユーザーに本格的なエンターテイメントを提供した。
しかし、ポール・グラハムの痛烈なツイートと、その夜遅くのマーク・キューバンの予想外の反応により、有名人のツイッターでの論争はそこで終わらなかった。
Yコンビネーターのアクセラレーター共同設立者であり、ベイエリアの投資家でもあるグラハム氏は、起業家を招いてスタートアップのアイデアを投資家に売り込むABCの人気番組「シャークタンク」の参加者は時間の使い方を再考した方が良いかもしれないと語った。
スタートアップ: Shark Tank に出演する代わりに、自社製品の魅力を失わせる原因を修正する必要があると考える点を修正することにエネルギーを費やしてください。
— ポール・グラハム (@paulg) 2016年1月28日
まず、シリコンバレーの投資家クリス・サッカ氏が自身の考えを述べ、グラハム氏がそれに応えた。
https://twitter.com/sacca/status/692554638810300416
@sacca スタートアップにとって、創業者の注意を必要とするものほど不自由なものはありません。
— ポール・グラハム (@paulg) 2016年1月28日
https://twitter.com/sacca/status/692555669178880002
数時間後、シャークタンクの常連投資家の一人であるキューバン氏が声を上げた。
@paulg YCのクラスの一員になった時に感じる権利意識や傲慢さみたいなもの?それを拭い去るのは難しいよね
— マーク・キューバン (@mcuban) 2016年1月28日
@paulg 本当の問題は、なぜスタートアップがYCの一員になるのかということです。YCの古き良き時代はまさにそれです。
— マーク・キューバン (@mcuban) 2016年1月28日
グラハム氏がなぜ『シャークタンク』を批判したのかは不明だが、同番組について不満を述べたベイエリアの著名な技術者はグラハム氏だけではなかった。
Shark Tank でシャークたちが会社の 30% を 30 万ドルで買収するのを見ると、心のどこかで怒りがこみ上げてくる。
— ギャリー・タン(@garrytan)2016年1月28日
むしろ、番組に出演しているキューバンが自ら批判で反論したのは驚くには当たらない。もっとも、@ShanghaiTimmyが指摘するように、キューバンの激しい反応に拍車をかけたのは、水曜の夜に所属するダラス・マーベリックスがゴールデンステート・ウォリアーズに127対107の大敗を喫したという事実かもしれない。
一方、グラハム氏は今月初め、経済格差に関する長文のエッセイを執筆し、シアトル・シーホークスの攻撃ラインマン、ラッセル・オクング氏から熱烈な反応を得て話題を呼んだ。