
アマゾン、未来の配達用バンを製造する電気自動車スタートアップ企業リビアンの株式20%を保有していることを公表
カート・シュロッサー著

アマゾンは、数万台の配送バンの発注を待つ間、2019年以来多額の投資を行っている電気自動車メーカー、リビアンの株式20%を保有していることを金曜日に明らかにした。
SECへの新たな提出書類の中で、このテクノロジー大手は新興企業への株式保有を明らかにした。これは、2020年末の27億ドルから増加した、38億ドルの価値を持つ同社の株式投資全体の一部である。
2020年12月31日および2021年9月30日現在、約20%の所有権を有するRivian Automotive, Inc.の優先株を含む、持分法で会計処理されておらず、公正価値を容易に決定できない株式投資の帳簿価額はそれぞれ27億ドルおよび38億ドルであり、当社の連結貸借対照表の「その他の資産」に計上され、調整額は当社の連結損益計算書の「その他の収益(費用)、純額」に計上されています。
アマゾンは、2040年までに全事業でネットゼロカーボンを達成するというアマゾンの誓約を加速させる企業への投資を目的とした、同社のクライメート・プレッジ・ファンドを通じてリビアンを支援してきた。アマゾンは7月にリビアンの25億ドルの資金調達ラウンドでリード投資家の一社となり、2019年にも7億ドルと13億ドルのラウンドでリビアンを支援している。
2009年に設立されたリビアンは、これまでに約105億ドルを調達しており、今夏には評価額800億ドルで上場する計画を発表した。
アマゾンはリビアンを通じて電気配送バン10万台を発注し、早ければ2022年までにそのうち1万台を路上に投入したいと昨年10月に発表した。
このEVメーカーは、R1T全電気ピックアップトラックの生産と納入を開始しており、12月にはR1Sスポーツユーティリティービークルを発売する予定だ。
Rivian はシアトル地域で 120 名以上の従業員を抱えて存在感を高めており、40 名以上のエンジニアリング職の採用を積極的に行っています。