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Skype、リモート技術職面接用の統合コードエディタをリリース

Skype、リモート技術職面接用の統合コードエディタをリリース

モニカ・ニッケルズバーグ

Skype は、リモートでの技術面接をワンストップで提供することを目指しています。(Skype の写真)

リモートでの技術面接は、候補者がビデオチャットとテストアプリを切り替えなければならないなど、摩擦を伴うことがよくあります。この問題を解決し、競争の激しいエンタープライズチャット分野で競争力を高めるため、MicrosoftはSkype通話プラットフォームに新しいコードエディターを組み込みました。

この面接ツールでは、候補者はC、C++、C#、Java、JavaScript、Ruby、Pythonの7つのプログラミング言語でコードを編集でき、アプリ上部にビデオチャットウィンドウが表示されます。面接官は面接中に言語を切り替えることができます。

この機能はSkypeのウェブ版でのみ利用可能で、Microsoft EdgeまたはGoogle Chromeブラウザ(バージョン32以上)のSkype.com/interviewsからアクセスできます。この機能は現在テスト中で、Skypeはユーザーからのフィードバックをこちらで収集しています。

面接を設定するには、採用担当者は Web サイトにサインアップし、面接対象者と共有する固有のリンクを取得するだけです。

マイクロソフトはここ数年、エンタープライズメッセージング市場における優位性確保に注力してきました。Skype for Businessの強化に加え、人気の職場向けチャットアプリSlackに対抗するプラットフォーム「Teams」も立ち上げました。このアプリには、Word、Excel、Power BIといったマイクロソフトの人気エンタープライズアプリが統合されています。Skypeの新しいコード編集ツールについては、TechCrunchが最初に報じました。