
Amazon、開発者がDocker化されたアプリを管理できるようEC2コンテナサービスを開始
ブレア・ハンリー・フランク著

Amazon Web Services 上でコンテナ化されたアプリを扱う開発者には、ワークロードの管理に役立つ新しいツールが提供されます。
本日、Amazonの最高技術責任者であるヴェルナー・フォーゲルス氏は、Amazonクラウド上のDockerコンテナ内でアプリを簡単に実行できるAWSサービス、新しいEC2コンテナサービスを発表しました。開発者は、複数のElastic Compute Cloud(EC2)インスタンスからなるクラスターを構築し、単一のツールで複数のコンテナ化されたコンポーネントをシームレスにそのクラスターにデプロイできます。
サービス自体が、多くの面倒な作業とインスタンス管理を処理します。クラスター内の各インスタンスの技術的能力を把握し、各アプリケーションコンポーネントを、最適なインスタンスにデプロイするよう管理します。
予算重視の企業も、新サービスによる追加コストを心配する必要はありません。ユーザーは使用するコンピューティングリソースに対して引き続き料金を支払う必要がありますが、コンテナサービスは無料でご利用いただけます。
コンテナは昨今のクラウド開発で大流行していますが、それには十分な理由があります。Dockerによって最初に開発されたこの技術により、開発者は個人の開発マシン、オンプレミスのデータセンター、あるいはプライベートクラウド内の大規模な本番環境など、あらゆる場所でアプリを構築・実行できるようになります。
このサービスの発表は、Googleがサンフランシスコで開催されたGoogle Cloud Platform Liveカンファレンスで新しいContainer Engineサービスを発表した1週間後に行われました。Microsoftもコンテナサポートに参入しており、
Amazonのコンテナサービスは現在プレビュー段階です。お試しになりたい方は、こちらからご登録ください。