
消費者レポートの調査で、Tモバイルは主要通信事業者の中で2位、スプリントは最下位にランクイン
ブレア・ハンリー・フランク著
コンシューマー・レポートは、米国における携帯電話サービスに関する年次調査を発表し、T-Mobile の有望な結果を示した。
同社の「アンキャリア」戦略は同社にとって大きな追い風となったようで、調査対象となった主要通信事業者の中で2番目に高い評価を獲得し、2位のAT&Tを1ポイント差で上回りました。また、シアトルの読者調査でも最高評価を獲得し、全米ランキングでトップとなったVerizonを同じく1ポイント差で上回りました。
これは、AT&TやVerizonよりも加入者数が少ない、米国で携帯電話サービスにおいて弱小プロバイダーの1つであるベルビューを拠点とする同社にとっては朗報だ。
今年初めにクリアワイヤを買収した、米国におけるもう一つの弱小キャリア、スプリントは、大敗を喫した。昨年の調査で2位だった同社は、価格、音声通話、テキストメッセージ、4Gの各カテゴリーで最低評価を受け、データ、電話サポート、そしてサポートスタッフが顧客の問題を解決できた頻度でも低い評価を受けた。同社は4Gサービスの導入が遅れており、Sprint Sparkの強化型LTEネットワークは有望ではあるものの、より広範な商用ユーザーには提供されていない。
「コンシューマー・レポートの調査結果は残念なものではありますが、必ずしも驚くべきものではありません」とスプリントの担当者はCnetに語った。「過去1年間、ネットワークの構築とアップグレードにあたり、お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願いしてきました。」
一方、3位のAT&Tは4Gネットワークの速度で最高評価を獲得しましたが、料金プランの良し悪しと電話サポートの質については批判を受けました。コンシューマー・レポートは、顧客サービスと同社のデータプランの全体的な体験において、Verizonを「傑出した」企業と評価しました。