
ビッグデータスタートアップのSpaceCurveが1000万ドルを調達
ジョン・クック著
位置情報サービス、コモディティ、その他の市場に「瞬時のインテリジェンス」を提供すると謳うビッグデータ・プラットフォームを開発しているSpaceCurveは本日、1,000万ドルのベンチャー資金を調達したことを発表した。この資金調達には、Triage Ventures、Reed Elsevier Ventures、Divergent Venturesなどが参加している。
この資金はシアトルの同社が今夏に発売する初の製品に充てられる予定だ。
「急速に変化し、競争が激しいビッグデータ市場において、SpaceCurveは、ビッグデータ技術の限界を押し広げ、市場を破壊的な変化をもたらす新しいアプリケーションやサービスの構築を目指す顧客を刺激する素晴らしい能力を発揮してきました」と、サンフランシスコに拠点を置くTriage Venturesのマネージングディレクター、ダグ・ダーウィン氏は述べています。

昨年夏に350万ドルを調達した同社は、以前システム研究開発部門のCEOを務めていたジョン・スリッツ氏が率いています。同社はIBMに買収され、スリッツ氏は脅威・詐欺・インテリジェンス事業部門のゼネラルマネージャーを務めていました。
「SpaceCurveで開発されているのは、より柔軟で拡張性の高いデータ保存方法です。非構造化データ、つまり地理空間センサーデータと時間データを扱うシナリオにおいて、この手法への関心と活用が非常に高まっていると見ています」とスリッツ氏は昨年私たちに語った。「私たちは、データの複雑さ、データのサイズ、そしてリアルタイム処理という3つの軸を同時に扱うことができると考えています。」
GeekWireの以前の記事:SpaceCurveがシアトルに上陸、データフィード分析のために資金を調達