
ラプソディが暫定CEOを任命、世界中で音楽サービスの強化を目指す
ラプソディが暫定CEOを任命、世界中で音楽サービスの強化を目指す

デビッド・ホース
ジョン・クック著

消費者の鼓膜をめぐってアップル、スポティファイ、パンドラなどと争っているシアトルを拠点とする音楽ストリーミングサービス、ラプソディは、サウンドウォールの共同設立者で元シグナルソフトCEOのデビッド・ホース氏を暫定CEOに任命した。
ラプソディ社は1年以上もCEO不在のまま運営されていたが、ホース氏の任命と常任のCEOを探すという約束は、同社が取り組みを強化しようとしていることを示している。
「今後1年間で、RhapsodyとNapsterという当社の音楽サービスを、世界中のより幅広い音楽愛好家にお届けできる機会が生まれると考えています」と、同社は声明で述べています。「デビッド・ホース氏が当社のチームに加わり、この機会を積極的に追求し、サブスクリプション音楽サービスにおける世界第2位の地位を確固たるものにしていく上で、リーダーシップを発揮してくれることを大変嬉しく思います。」
同社は、2014年はサブスクリプション音楽が「ついに主流になった」年だったと付け加えた。
Rhapsodyの売上高は第2四半期に22%増加し、4,250万ドルに達した。しかし、純損失は470万ドルに急増した。RealNetworksは2010年にRhapsodyを分社化し、昨年は社長のジョン・アーウィン氏の退任に伴い、従業員の15%を削減した。