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ホールフーズの株主がアマゾンによる137億ドルの買収を承認

ホールフーズの株主がアマゾンによる137億ドルの買収を承認

テイラー・ソパー

(ホールフーズの写真)

ホールフーズの株主は水曜日、アマゾンによる同社の買収計画を承認した。

この投票により、137億ドルの取引は年内に完了する見込みとなった。ただし、まだ規制当局の承認が必要だ。

この買収により、アマゾンは広大な実店​​舗網を獲得することになる。1980年にテキサス州オースティンで創業したホールフーズは、北米と英国で468店舗を展開している。アマゾンはシアトルに2店舗のAmazonFresh Pickupをオープンし、初のレジなしAmazon Goをオープンするなど、独自の実店舗網の構築に着手しており、書店も拡大している。

アマゾンがホールフーズ・マーケットに自社の技術をどのように統合する予定なのか、また、この小売大手がホールフーズ・マーケットの事業にどのような変更を加えるのかは不明だ。6月の買収発表時点では、アマゾンは人員削減の計画はなく、Amazon Go向けに開発中の技術を用いてホールフーズ・マーケットの店舗を自動化する予定もないと述べていた。

この契約により、アマゾンは、グーグルと契約を結んだばかりの米国最大の食料品店ウォルマートとのより直接的な競争に臨むことになる。

ホールフーズはここ数年、売上成長に苦戦している。ロイターの報道によると、直近四半期の既存店売上高は1.9%減少し、この主要指標は8四半期連続の減少となった。

ホールフーズの株価は、6月に取引が発表されて以来、42ドル前後で安定している。