
写真:ジェフ・ベゾスのブルーオリジンが初の空飛ぶクルマを公開
トッド・ビショップ著

シアトルの航空博物館を訪れると、今日からサプライズが待っています。

アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏が創設した秘密主義の商業宇宙ベンチャー、ブルーオリジンが、同博物館に「カロン」飛行試験機を貸与した。これは同社が2005年にブルーオリジンの宇宙船用に開発中の垂直離着陸技術を試験するために使用したジェットエンジンの航空機である。
シアトル南部に拠点を置くブルーオリジンは、スペースシャトル計画の終了後に宇宙飛行士や貨物を輸送するための商業宇宙飛行技術を開発するためにNASAからの資金を使用している企業の一つである。
重さ9,500ポンドのカロンは今朝、航空博物館のチャールズ・シモニ宇宙ギャラリーに運ばれ、安置された。この博物館にはソユーズ宇宙船も展示されており、まもなくNASAのフル・フューズレージ・トレーナー(建物内での再組み立てのためバラバラに運ばれてきたスペースシャトルのレプリカ)も設置される予定だ。
「私たちの会社の歴史の一部を航空博物館と共有できることを誇りに思います」と、ブルーオリジンの社長兼プログラムマネージャーであるロブ・マイヤーソン氏はニュースリリースで述べています。「オリジナルのカロン号を一般公開することで、次世代の航空宇宙探検家たちに教育と刺激を与えたいと考えています。」
カロンは2005年3月5日、ワシントン州モーゼスレイクで高度316フィートまで飛行し、制御着陸を行った。ブルーオリジン社は、カロン計画で開発されたプロセスを、ニューシェパード宇宙船を含む自社のロケット推進機に現在も活用していると発表した。
この宇宙船は博物館に無期限に展示されます。GeekWireが本日宇宙ギャラリーを訪れた際の写真をいくつかご紹介します。画像をクリックすると、拡大版とギャラリーが表示されます。