
労働者スキルインテリジェンスのスタートアップ企業AstrumUが資金不足で閉鎖
テイラー・ソパー著

労働者のスキルデータプラットフォームを開発したワシントン州ベルビューを拠点とするスタートアップ企業、AstrumU が閉鎖される。
同社のCEO兼創設者であるアダム・レイ氏は閉鎖を認め、同社は破産状態にあると述べた。
2018年に設立されたAstrumは、労働市場における個人のスキルと経験の価値を計算することを目的としたプラットフォームで事業を開始しました。当初は大学や雇用主から収益を得ていました。
レイ氏は2018年にGeekWireに対し、自身の目標は「学生と大学にとっての真の北極星」となり、スキルと経験を影響力のあるキャリアとマッチングさせることだと語った。
レイ氏は木曜日、同社がAIを活用し、複数のデータソースから個人のスキルを抽出・検証しようとしていると述べた。しかし、市場投入には数年早すぎたため、「学習内容を大規模に適用する前に」資金が枯渇したと同氏は述べた。
レイ氏によると、同社はこれまでに5000万ドル以上の資金を調達し、ピーク時には70人以上を雇用していたという。LinkedInによると、今週時点で従業員数は30人となっている。
2020年にはキングダム・キャピタルが760万ドルの資金調達ラウンドを主導した。その他の投資家には、イグニション・パートナーズ、コリレーション・ベンチャーズ、カンザス大学、KCライズ・ファンド、ASUスケールU、シティ・ライト・キャピタル、ハイドリック・ストラグルズの会長アダム・ワービー氏、ドキュサインの創業者コート・ロレンツィーニ氏、そして同社がもともとインキュベートされたカンザス大学などが含まれる。
レイ氏は以前、2013年にセンチュリーリンクに売却されたベルビューを拠点とするクラウドコンピューティング企業、ティア3のCEOを務めていた。その後、シアトル地域のデータベース企業、バショ・テクノロジーズのCEOに就任した。
LinkedInの投稿によると、2019年からAstrumUのCTOを務めていたKaj Pedersen氏が退職するという。