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判事はTモバイルとスプリントの合併を支持する判決を下すと予想され、歴史的な無線通信統合への道が開かれる

判事はTモバイルとスプリントの合併を支持する判決を下すと予想され、歴史的な無線通信統合への道が開かれる

テイラー・ソパー

T-MobileのCEO、ジョン・レジャー氏。ワシントン州ベルビューにある同社本社にて。(GeekWire Photo / Taylor Soper)

ニューヨーク・タイムズ紙が月曜日に報じたところによると、Tモバイルとスプリントの歴史的な合併は、訴訟の判事が両社に有利な判決を下す見込みで、火曜日に最終的な障害を乗り越えることになる。

6月、両社は、司法省とFCC(連邦通信委員会)が既に承認していた265億ドルの買収をめぐり、州司法長官から提訴された訴訟に直面していた。13州とコロンビア特別区は、全米第3位と第4位の無線通信事業者の統合は、消費者と競争に悪影響を及ぼすと主張していた。

スプリントの株価は月曜日の時間外取引で65%以上上昇し、Tモバイルの株価は10%上昇した。

T-モバイルとスプリントは2018年4月に合併計画を発表しました。この合併により、T-モバイルブランドの下で1,460億ドル規模の無線通信事業者が誕生することになります。T-モバイルのCEO、ジョン・レジャー氏は合併後、役員職を退任し、COOのマイク・シーバート氏が後任となります。

Tモバイルのジョン・レジャーCEOは先週、投資家やアナリストとの電話会議で、「この合併により、より競争力の高い市場が生まれ、価格が下がり、顧客にとってより優れたネットワークが実現すると100%確信しています」と述べた。同CEOは、合併案件が「好ましい結果をもたらすと引き続き確信している」と述べた。

T-モバイルは第4四半期に純顧客数を190万人増やし、純顧客数が100万人を超える四半期は27四半期連続となった。

合併後、Tモバイルはワシントン州ベルビューの本社を維持し、スプリントの本拠地であるカンザス州オーバーランドパークに第2の拠点を置く予定だ。