
シアトルのゲームスタートアップCharmedが50万ドルを調達し、新しい3Dキャラクターデザインツールを発表
トーマス・ワイルド著

シアトルを拠点とするチャームド社は今月、AI を活用した新しいゲーム デザイン ツールをリリースする予定で、これにより 3D キャラクター モデルをゼロから迅速に生成できるようになります。
また、同社はタコマ・ベンチャー・ファンドが主導する新たな資金調達ラウンドで50万ドル以上を調達した。
創業者のジェレミー・トライバ氏によると、チャームドの全体的な目標は、ゲームデザイナーが最初のアイデアからプレイ可能なプロトタイプまで迅速に進めることができるように、「初のエンドツーエンドの 3D AI プラットフォーム」を構築することです。
「チャームドは、3Dアーティストが並行して作業し、開発時間を大幅に短縮できるようにするツールを構築しています」とトライバ氏はGeekWireへの電子メールで述べた。
『チャームド』用の新しいツールは、ジオメトリジェネレーター、テクスチャジェネレーター、そしてキャラクターアニメーターの3つの部分で構成されています。これらを組み合わせることで、ユーザーはプロンプトを入力するだけでキャラクターモデルを作成し、モデルの衣装やディテールを表現するテクスチャセットを作成し、さらにモデルにサンプルアニメーションを装備することができます。

これらのジェネレーターは、ユーザー定義の床や壁のテクスチャを使用して等角投影ビューの迷路を素早く作成する Dream Dungeon、プレイヤーが行うジョブを素早く考え出すクエスト ジェネレーター、3D ゲーム オブジェクトにカラフルなスキンを提供する AI テクスチャ ジェネレーターと並んで、Charmed のポートフォリオの最新ツールです。
Tryba氏は7月にGeekWireのインタビューで、『Charmed』をコンセプト、設計図、プロトタイプを迅速に作成するためのツールボックスと慎重に説明してきました。ノーコードゲームデザインのすべてを網羅するものではありません。
「良いアイデアがあり、自分の創造性を活かすことができれば、これらのツールは、一人で作るよりもクールで、速く、複雑なものを作るのに役立ちます」とトライバ氏は語った。「でも、ゴミを入れればゴミが出てくる、というものです。これらのツールに大量のゴミを投入すれば、当然の結果しか得られません。」
トライバ氏は昨年、マドロナ・ベンチャー・ラボから独立してチャームド社を設立した。マドロナ・ベンチャー・ラボは同年、チャームド社に最初の資金調達ラウンドも提供した。