
ワシントン大学のCoMotionイノベーションハブがスポケーンに拠点を開設
テイラー・ソパー著
CoMotion はワシントン州全体で存在感を高めています。
ワシントン大学の「共同イノベーションハブ」は、スポケーンにある新しい CoMotion Labs スペースを通じてワシントン州東部に拡大しています。
CoMotionは、教育、専門家や資金源へのアクセスを通じてスタートアップを支援しています。当初はワシントン大学シアトル校の商業化センター(C4C)としてスタートしたこのプログラムは、数年前に大学内で生まれたアイデアの商業化を主に支援する部門から発展しました。過去10年間で126社、2016年度には21社のスタートアップを支援してきました。現在では、「ワシントン大学コミュニティの社会的影響力の拡大に専念する協働型イノベーションハブ」と表現されています。
「CoMotion Labs」は、ワシントン大学ユニバーシティ地区にある新しいCoMotion本部(仮想現実および拡張現実のスタートアップに特化した地域で唯一のインキュベーター)、ヘルスケアやバイオテクノロジーに取り組むスタートアップを支援するFluke HallのCoMotionインキュベーター、ソフトウェアおよびITスタートアップ向けの共同作業スペースがあり、ベンチャーキャピタル会社Founder's Co-opとTechstars Seattleの本拠地でもあるStartup Hallで構成されています。
スポケーン拠点は、製造、ヘルスケア、農業、ロボティクスに重点を置き、CoMotion Labsの4番目の施設となります。スポケーンとその周辺にある他のイノベーションスペースと連携しながら、イベント、プログラミング、メンタリング、アドバイスなどを開催します。
「スポケーン地域は成長を続けるイノベーション・エコシステムであり、私たちはこのパートナーシップを大変嬉しく思っています」と、CoMotion Labsのアソシエイト・ディレクター、エリザベス・スキャロン氏は声明で述べています。「ワシントン州の経済発展は、アイデア、スタートアップ、そしてリソースの相互連携を通じて、州全体の連携と関与を最大限図ることで実現できると考えています。CoMotion Labsは、この重要な取り組みにおいて、パートナーとして協力し、実行していくための経験と卓越性を備えています。」
以前はライフサイエンスワシントンで商業化マネージャーおよび事業開発マネージャーを務めていた Brady Ryan が、CoMotion Labs @ Spokane のマネージャーになります。