
ジェフ・ベゾス氏は、ドン・グラハム氏にワシントン・ポストの買収を勧められたと語る
ブレア・ハンリー・フランク著
アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏は、昨夜60 Minutesのウェブサイトに掲載されたチャーリー・ローズ氏とのインタビューで、衝撃的な発言をした。「ワシントン・ポストの買収は彼が計画していたことではない」。
ベゾス氏は、ローズ氏から今年初めにワシントン・ポスト紙を買収した理由を問われた際、「ワシントン・ポストを買収しようとしたわけではない」と答えた。
代わりに、ワシントン・ポストのオーナーであるドン・グラハムは仲介人を通じてベゾスに接触し、小売業界に革命を起こした実績を持つグラハムが新聞社の経営にまさにうってつけだと伝えた。グラハムと「複数回の話し合い」を重ねた後、ベゾスはグラハムの考えに賛同し、8月に2億5000万ドルでワシントン・ポストを買収した。
「ドンは、新聞業界がインターネットによって大きく破壊されているため、インターネットとテクノロジーの知識が豊富な人物がワシントン・ポスト紙に非常に役立つ可能性があると考えた」とベゾス氏は語った。
それでも、彼には厳しい学習曲線が待ち受けているようだ。ベゾス氏はローズ氏に対し、当初は買収に慎重だったのは「ニュース業界について何も知らない」からだと語った。アマゾンで培ってきた破壊的発想の才能をワシントン・ポストにも持ち込むつもりだが、新聞業界は立て直すのが非常に難しいことで有名だ。
昨夜話題になった自動配達ドローンと比べると、特に興味深い答えではない。また、これはベゾス氏が今年初めにワシントン・ポスト紙との買収に関するインタビューで述べた発言とも一致している。
しかし、ワシントン・ポストの買収は当初ベゾス氏の考えではなかったかもしれないが、ベゾス氏は(少なくとも表面上は)買収を最後までやり遂げるつもりのようだ。
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