
IPOを控えたINRIXが、元リアルネットワークスの法務責任者を採用
トッド・ビショップ著

RealNetworks はシアトル地域の上場企業を目指す企業のためのファーム システムになりつつあるのでしょうか?
今週初めにリアルネットワークスの最高法務責任者を辞任したトレイシー・ドー氏は、カークランドに拠点を置くトラフィック技術会社INRIXの顧問弁護士として採用された。INRIXは最終的にIPOを申請する計画を隠していない。
「彼を当社の経営陣に迎えることができ、大変嬉しく思います」と、INRIX社長兼CEOのブライアン・ミステル氏は、今回の採用を発表するニュースリリースで述べています。「トレーシー氏のコーポレートガバナンス、証券、M&A、知的財産に関する豊富な経験は、当社が世界中で事業を拡大していく上で、非常に貴重なものとなるでしょう。」
GeekWireが本日報じたように、もう一つのIPO候補であるベルビューに拠点を置くApptioは、元RealNetworks CEOのボブ・キンボール氏を新たな業務および企業開発担当執行副社長として採用した。
INRIXの広報担当者は、同社は依然として上場を目指しているものの、具体的な時期については明らかにできないと述べた。しかし、ドー氏を採用する魅力の一つは、リアルネットワークスでの豊富な経験(SEC関連事項、四半期決算、財務報告、委任状説明書、その他の開示事項の監督を含む)にあると付け加えた。
ドー氏はまた、リアルネットワークスが大規模な特許ポートフォリオをインテルに1億2000万ドルで売却する際の主要人物であり、その取引での働きに対してリアルネットワークスから20万ドルのボーナスを受け取った。
マイクロソフトリサーチからスピンオフしたINRIXの交通データは、現在、主要なナビゲーションアプリのほとんどに利用されており、30カ国で利用可能です。堅調な収益性と成長を続ける同社は、8月にヨーロッパの主要ライバル企業を6,000万ドルで買収し、昨年夏にはベンチャーキャピタルのクライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズから3,700万ドルのベンチャーキャピタルラウンドを調達しました。
前回:2012年にIPOに踏み切る可能性のあるシアトルのテクノロジー企業5社