
アナリストはecoATMを失敗と評価、アウターウォールは電子キオスク事業で8590万ドルの減損処理
ジョン・クック著
エコATMは、買い物客が使用済みの携帯電話、タブレット、その他の電子機器をリサイクルできる店内キオスクのメーカーだが、同社を追跡しているアナリストによると、同社は失敗しているという。
コインスターとレッドボックスの親会社であるアウターウォールは、2013年にecoATMを現金3億5000万ドルで買収した。
アウターウォールは木曜日の収益報告で、ecoATM事業に関連した8,590万ドルの減損損失を発表した。同社はこれを「ecoATMに対する競争圧力と将来の収益成長に対する期待の低下」によるものとしている。
「減損費用は、同社がこの事業に高額な費用を支払ったという率直な評価を反映している。買収から2年経っても損失が続いていることから、この部門が利益を生むかどうか疑問が残る」とウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、マイケル・パクター氏は述べた。
Outerwall は明らかにその評価に同意していません。
「この四半期にecoATMののれんの減損を認識しましたが、そのユニークな価値提案を考慮すると、事業の拡大に伴い、ecoATMの収益と収益性は今後も成長すると予想しています」と暫定CEOのノラ・デンゼル氏はプレスリリースで述べた。
アウターウォールは、当四半期に120台のecoATMキオスクを新規設置し、累計設置台数は2,260台となりました。この部門の売上高は2,610万ドルで、前年同期比9.5%増となりました。
エコATM事業の立て直しは、木曜日に同社の舵取りを担った元クリアワイヤCEOで、新たにアウターウォールのCEOに任命されたエリック・プルシュ氏にとって課題の1つとなるだろう。
アウターウォールの株価は本日、10%以上下落し、大打撃を受けている。同社の株価は過去12ヶ月で31%上昇し、現在時価総額は15億ドルに達している。
アウターウォールの第2四半期の売上高はわずかに減少し、5億4,540万ドルとなった。純損失は急増した。ウェドブッシュのパクター氏は、第2四半期の売上高を5億6,700万ドルと予想していたものの、レッドボックスの価格上昇に伴う粗利益率の上昇には驚きを隠せなかった。同氏は、同社の2015年の売上高予想を23億5,000万ドルに引き下げた。
下記の外壁の結果をご覧ください。