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ボーイングの携帯電話:航空宇宙大手がAndroid端末を開発

ボーイングの携帯電話:航空宇宙大手がAndroid端末を開発

トッド・ビショップ

ボーイングはスマートフォン事業に参入し、新しいモバイル機器を開発しているが、おそらく地元の携帯電話ショップでこの機器を購入することはないだろう。

同社広報担当者は今朝、同社が米国政府の防衛・安全保障市場向けの安全な通信機器の開発に取り組んでいることを確認した。

このニュースは今週初めに『ナショナル・ディフェンス・マガジン』で報じられており、同誌によるとこのデバイスはAndroidオペレーティングシステムをベースにしたものになるという。

ナショナル・ディフェンスは、ボーイング・ネットワーク・アンド・スペース・システムズ社長のロジャー・クローネ氏の言葉を引用し、ボーイングは2012年後半にこの機器を発売することを目指しており、競合他社が2万ドルも出してセキュアな携帯電話を販売している価格よりも安いが、ボーイングの携帯電話が大衆向け製品とみなされるほど安くはならないだろうと述べた。

同誌によると、クローネ氏は記者団に対し、Androidが選ばれたのは、通信が安全であることをユーザーが確信しながらも、人気の消費者向けアプリへのアクセスも提供できるためだと語った。

ボーイングの広報担当者は電子メールでGeekWireに対し、「当社は、現在市販されているものよりも高いレベルのセキュリティを必要とする米国政府の防衛・安全保障市場向けに、信頼性の高いモバイルデバイスを開発しています」と認めた。

同社は製品や発売に関する詳細をまだ明らかにしていない。

(ヒントを提供してくれた Isaac Alexander に感謝します。)