
長年ワールド・オブ・ウォークラフトのリーダーを務めたジョン・ハイトがウィザーズ・オブ・ザ・コーストの社長に就任
長年ワールド・オブ・ウォークラフトのリーダーを務めたジョン・ハイトがウィザーズ・オブ・ザ・コーストの社長に就任

ジョン・ハイト。(ハズブロ写真)
テイラー・ソパー著

マイクロソフト傘下のゲーム大手ブリザード・エンターテインメントの長年の幹部で、ワールド・オブ・ウォークラフト部門を率いてきたジョン・ハイト氏が、ハズブロの子会社ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの新社長に就任した。
ハイト氏は先月、ブリザード社を退社すると発表した。同氏は同社で12年以上勤務し、最初はWoWのエグゼクティブ・プロデューサー兼副社長、その後はウォークラフト・フランチャイズのゼネラル・マネージャーを務めた。
ハイト氏はまた、玩具・ゲーム大手ハズブロの第一四半期の収益の42%を占めたデジタルゲーム事業も監督する。
元ウィザーズCEOのシンシア・ウィリアムズ氏は4月に退任した。ウィリアムズ氏は5月に玩具メーカーのファンコのCEOに就任した。
広報担当者によれば、ハイト氏はカリフォルニアから移転し、シアトル地域を拠点とすることになる。
ワシントン州レントンに本社を置くウィザーズは、主力ゲームである 「ダンジョンズ&ドラゴンズ」 と 「マジック:ザ・ギャザリング」で知られている。
ハズブロは木曜日、元バンジーのリーダーであるホリー・バルバコヴィ氏を最高人事責任者(CPO)に採用したことも発表した。バルバコヴィ氏は2016年から2020年までウィザーズの人事担当副社長を務め、直近ではバンジーの最高執行責任者(COO)兼最高人事責任者を務めていた。また、マイクロソフトにも16年間勤務した。