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アマゾンに家の鍵を渡す?世論調査でアメリカ人の大多数が不快感

アマゾンに家の鍵を渡す?世論調査でアメリカ人の大多数が不快感

カート・シュロッサー

Amazonキー
(Amazon Keyのスクリーンショット)

Amazon が Amazon Key を使ってまもなく自宅にアクセスできるようになるかもしれないというニュースでインターネット上に広がった不安感は、水曜日に発表された新たな調査によって裏付けられているようだ。

ニューヨークとワシントンD.C.にオフィスを構えるオンライン調査・市場調査会社、モーニング・コンサルトが実施した全国世論調査によると、米国成人の68%が、自宅に他人を立ち入らせることに抵抗があると回答した。設問によると、その他人はAmazonの荷物を届けたり、食料品を配達したりする可能性がある。

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また、調査では、回答者の53%が、スマートドアロックと連動する仮想キーサービスという考え方に「非常に不安」を感じていることも判明した。

モーニング・コンサルトによると、10月26日から30日にかけて2,201人の米国成人を対象に世論調査を実施したところ、調査対象となったすべてのサブグループの過半数が、荷物や食料品の配達のために配達員が自宅に入ることを許可することに抵抗があると回答した。新しいテクノロジーへの受容度が最も高い18歳から29歳の年齢層でさえ、この「鍵」は鍵穴ではなかった。

しかし、65歳以上の人々にとって、それは事実上不可能であり、83パーセントの人々がこの考えに不安を感じていると答えている。

Amazon Keyの投票
(モーニングコンサルトグラフィック)

あるスマートアクセスシステム企業の創業者兼CEOは、消費者に他人を無人で自宅に入れるよう説得するのは難しいと認めた。しかし、Latchのルーク・ショーンフェルダー氏は、Morning Consultに対し、Uber、Lyft、Airbnbといった企業が現在享受している成功を例に挙げ、人々は「見知らぬ人の車に乗ったり、見知らぬ人の家で寝たりすること」に慣れてしまっていると語った。

数百万人の顧客にとって荷物の盗難が継続的な懸念事項となっているホームセキュリティ分野への進出として、Amazonは先月、プライム会員向けの追加製品とサービスとして「Key」と「Cloud Cam」を発表しました。119.99ドルで販売されるこの1080p HDカメラは、一部の市場で11月8日に発売予定です。