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NBC、リオ五輪番組85時間をバーチャルリアリティで配信へ

NBC、リオ五輪番組85時間をバーチャルリアリティで配信へ

カート・シュロッサー

NBCリオNBCが85時間のスポーツ番組をVRで配信する計画のおかげで、2016年リオオリンピックの臨場感を味わうのが少し楽になります。オリンピック番組がVRで放送されるのは今回が初めてです。

同局は木曜日、オリンピック放送サービス(OBS)が撮影しNBCオリンピックに提供した映像を、Gear VRとNBCスポーツアプリを通じてサムスン製スマートフォンユーザー限定で視聴可能にすると発表した。ユーザーは有料テレビ事業者を通じて認証を受ける必要がある。

NBCによると、映像には開会式と閉会式、男子バスケットボール(準決勝と決勝を含む)、体操、陸上競技、ビーチバレー、ダイビング、​​ボクシング、フェンシング、および各競技のハイライト映像が含まれるという。

それらはすべて、開会式翌日の8月6日から大会閉会翌日の8月22日まで延期されて上映される予定だ。

「世界最高のスポーツイベントは常に最先端技術のショーケースです。サムスンとOBSとの提携により、視聴者の皆様にバーチャルリアリティを通してオリンピックの迫力あるアクションをさらに身近にお届けできることを大変嬉しく思います」と、NBCオリンピック代表のゲイリー・ゼンケル氏はニュースリリースで述べています。「オリンピックファンの皆様は、マラカナン・スタジアムといった象徴的な会場へ移動し、かつてないほどの視点で開会式を観戦したり、コパカバーナビーチでは、スポーツの最高峰の舞台で臨場感あふれるビーチバレーを体験したりすることができます。」

NBCスポーツは以前、オリンピック開催に合わせてストリーミングネットワークを立ち上げると発表していました。「Playmaker Media」と呼ばれるこのサービスは、NBCスポーツデジタルがスーパーボウルやスタンレーカップ決勝戦などのイベントのストリーミングに既に使用している技術を基盤としています。

7月に開催されるGeekWire Sports Tech Summitで講演予定のNBC Sports Digitalのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、リック・コーデラ氏は、このサービスを開始するには「完璧な」時期だと語った。