
タグ・ホイヤー、グーグル、インテルがスイスのスマートウォッチを開発するために提携
タグ・ホイヤー、グーグル、インテルがスイスのスマートウォッチを開発するために提携

Google、Intel、そしてタグ・ホイヤーの提携を祝う幹部たち。左から:タグ・ホイヤー ゼネラルマネージャーのギィ・セモン氏、LVMHグループ ウォッチ部門プレジデント兼タグ・ホイヤー CEO のジャン=クロード・ビバー氏、Intel コーポレートバイスプレジデント兼新デバイスグループ ゼネラルマネージャーのマイケル・ベル氏、そして Android Wear エンジニアリングディレクターのデイビッド・シングルトン氏。(写真:Intel) 
タグ・ホイヤーの機械式カレラウォッチ
ブレア・ハンリー・フランク著

スイスの時計メーカー、タグ・ホイヤーがスマートウォッチ市場への参入を決定しました。同社は本日、GoogleおよびIntelと提携し、タグ・ホイヤーの伝統的な時計デザインとGoogleのAndroid Wearプラットフォームを融合させたデバイスを開発すると発表しました。

インテルのプレスリリースによると、このデバイスは今年末に発売される予定だが、機能に関する詳細は不明だ。タグ・ホイヤーがApple WatchやSamsung Galaxy Gearのような画面付き腕時計を発売するのか、それとも機械式時計にデジタル機能を追加するだけなのかはまだ不明だ。
お手頃価格のスマートウォッチを探している人は、このモデルに期待しすぎない方がいいでしょう。タグ・ホイヤーの時計は数千ドルもするので、このデバイスは、おそらくAppleの1万ドルのゴールドスマートウォッチを除けば、テクノロジー企業が製造する競合デバイスのほとんどよりも高価になるでしょう。
タグ・ホイヤーのCEO、ジャン=クロード・ビバー氏はロイター通信に対し、間近に迫ったApple Watchの発売が同社の今後の時計や時計業界全体に混乱をもたらすことを懸念していないと述べた。むしろ、Appleのスマートウォッチが長期的にはより多くの顧客を獲得することを期待しているという。
「アップルは若者に腕時計をつけることに慣れさせ、やがて彼らは本物の腕時計を買いたくなるかもしれない」とビバー氏は語った。