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マイクロソフト、AI統合型ビジネス向け新型Surface PCを発表

マイクロソフト、AI統合型ビジネス向け新型Surface PCを発表

トッド・ビショップ

左が Microsoft の Surface Pro 10、右が Surface Pro 6。(Microsoft Photos)

マイクロソフトは、企業向けの初の AI 搭載 Surface PC と称する Surface Pro 10 と Surface Laptop 6 を発表した。同社によれば、これらには Intel Core Ultra プロセッサーとニューラル プロセッシング ユニットが搭載されており、高度な人工知能アプリケーションとエクスペリエンスを実現するという。

4月に発売予定のこれらのデバイスは、木曜日の朝にバーチャルイベントの一環として発表されました。これは、マイクロソフトが自社のAIツール「Copilot」を企業向け標準にするという最新の取り組みであり、Google、Salesforce、Amazonといった他のエンタープライズ向けテクノロジープロバイダーとの競争拡大の一環です。

同社はイベントの一環として、Windows、Teams、OneNote、その他企業で広く使用されているアプリケーションを含む Microsoft ソフトウェアへの AI 機能の継続的な統合について詳しく説明しました。

Microsoftの新しいSurfaceデバイスには、今年初めに発表された専用のCopilotハードウェアキーなど、様々な機能が搭載されています。デバイスの価格は1,200ドル前後からとなっています。

同社はまた、Microsoft Adaptive Accessories を企業向けにも提供すると発表した。

マイクロソフトによる新デバイスの発表は、Surface事業が最近の不振からの回復を目指す中で行われた。同社が規制当局に提出した書類によると、同社のデバイス部門の売上高は、2023年12月31日までの6か月間で24億ドルに減少し、前年同期の29億ドルから減少した。

マイクロソフトのウィンドウズ&デバイス事業の元最高製品責任者、パノス・パナイ氏は昨年同社を退社し、アマゾンのデバイス&サービス事業の責任者に就任した。

今週初め、マイクロソフトは、DeepMindの共同設立者であり、元GoogleのAI担当副社長であるムスタファ・スレイマン氏を、消費者向けAI製品と研究に重点を置くMicrosoft AIという新しい組織のリーダーに任命した。