
アマゾンはインドで最も信頼されるウェブストアに選ばれ、小売業者はアリババとの市場競争に備える
グレッグ・サンドバル著

インドの消費者2,500人を対象にした調査によると、インドの消費者は他のどのウェブ小売業者よりもアマゾンのブランドを信頼している。
エコノミック・タイムズ紙によると、信頼度に関しては、アマゾンはインドで設立された2位と3位のスナップディールとフリップカートよりも多くの信頼をもたらしたという。「ブランド信頼度レポート インド 2016」と題されたこの調査では、回答者は21歳から50歳までで、16都市に居住している。
これはAmazonにとって朗報だ。Amazonは、中国のアリババとのインドのeコマース市場における長期戦に備えようとしている。報道各社は先月、アリババのCEOジャック・マー氏が、インド市場シェア44%のFlipkart(Amazonの15%に対し)の買収を希望していると報じた。

2015年には、インドの人口12億人のうち、推定4億200万人がインターネットに接続していました。 調査・分析会社eMarketerは、インドのeコマース売上高が2015年の140億ドルから2018年には550億ドルに増加すると予測しています。
インドではAmazonがより大きな競合相手に直面する可能性があるものの、シアトルを拠点とするこの小売業者は、ウェブマーチャントとグローバル配送会社を融合させた、前例のないハイブリッド企業へと変貌を遂げつつあるようだ。ここ数ヶ月、Amazonは自社商品の配送において、より大きな役割を担う態勢を整えてきた。
アマゾンは、これまでのオンライン小売業者が提供してきたものよりも、より即時の満足感に近いものを顧客に提供できる能力を獲得しようと躍進している。アリババなどのライバル企業がこれに追いつくことができるかどうかは、今後の動向次第だ。