
あなたのジャンク品はいくら? eBayの新しいGoogle Home「ショップボット」が教えてくれる
ナット・レヴィ著

Google Cloud Next カンファレンスで、eBay は Google Home スピーカー用の新しいパーソナル ショッピング チャットボット、通称「ショップボット」を発表しました。このボットは、ユーザーの所有物の価値を教えてくれます。
Googleはイベントで、eBayがGoogle Cloud Platformのユーザーになったことを発表しました。このオンラインマーケットプレイスは長年Microsoft Azureを利用してきました。企業は複数のクラウドプロバイダーを利用することもあり、eBayのクラウド事業のうちGoogle Cloudが占める割合はまだ明らかではありません。
基調講演中の新ツールのデモンストレーションで、eBayの最高製品責任者であるRJ・ピットマン氏は、Google HomeにeBayと話すように指示しました。ピットマン氏はeBayのチャットボットに、キヤノンのカメラを持っていると伝えました。具体的な内容について短い会話を交わした後、チャットボットはカメラの査定額を提示しました。
ピットマン氏は、この技術により、家の中にかなり価値のある品物が眠っていることを人々に知らせることができるため、より多くの売り手が eBay に集まる可能性があると述べた。
「テクノロジーが重労働を担い、コンシェルジュのようなパーソナライズされたサービスを提供できるようになれば、私たちは本当に大きな進歩を遂げたと言えるでしょう」とピットマン氏は語った。
ピットマン氏は、eBay がデータを Google Cloud に移行するのに約 5 か月かかり、チャットボットを Google Home に統合するのにさらに 5 日しかかからなかったと付け加えた。
Google Homeは、AmazonのAlexa搭載デバイスの直接的な競合です。現時点ではAmazonが音声コマンドのリーダーであり、Alexaは1万以上のスキルを保有していますが、Googleは広大なエコシステムと検索力を活用してAmazonに追いつこうとしています。
この3日間のイベントでは、Googleの経営幹部が最新のクラウド構想を発表し、大企業がMicrosoft Azure、パブリッククラウドのリーダーであるAmazon Web Services、そして他の競合クラウドプロバイダーではなくGoogleクラウドを選ぶ理由を訴える場が設けられました。カンファレンスの最初の基調講演では、Googleのセキュリティと信頼性、そしてディズニー、SAP、コルゲート・パモリーブ、ホーム・デポ、ベライゾン、HSBCといったGoogle Cloudの顧客企業の事例紹介に焦点が当てられました。
以下は水曜日の基調講演でのショップボットのデモです。