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マイクロソフトは大規模な販売再編の一環として数千人の人員削減を計画していると報じられている。

マイクロソフトは大規模な販売再編の一環として数千人の人員削減を計画していると報じられている。

ジョン・クック

TechCrunchの日曜版の報道によると、今週マイクロソフトは営業組織の刷新の一環として、全世界の従業員を対象に数千人規模のレイオフを実施する予定だという。

TechCrunchが人員削減に詳しい情報筋の話として伝えたところによると、マイクロソフトは人員削減の一環として、エンタープライズ顧客向け事業の一部を中小企業向け事業部門と統合する予定だという。

マイクロソフトにコメントを求めており、詳細が分かり次第、この投稿を更新します。7月3日午前9時30分更新:本日、組織再編に関する社内発表が行われ、同社の広報担当者はGeekWireに対し、「マイクロソフトはお客様とパートナーの皆様により良いサービスを提供するために、変更を実施しています」と述べました。 7月3日午前11時30分更新:GeekWireは、今朝マイクロソフトの従業員に送られたメモを入手しました。全文はこちら:社内メモにマイクロソフトの大規模な組織再編の詳細、レイオフへの言及なし

関連:マイクロソフトの大規模な組織再編の詳細が内部メモに記載されるが、人員削減については触れられていない

ブルームバーグは金曜日、マイクロソフトが成長を続けるクラウドコンピューティング事業にさらに注力するため、営業部門の再編を計画していると報じた。ブルームバーグは人員削減の規模については報じなかったが、今週中にも組織変更が発表される可能性が高いと報じた。

販売体制の変更は、急成長を続けるMicrosoftのAzure事業にさらなる重しとなっているようだ。Microsoftの商用クラウドの売上は、3月四半期に152億ドルに達し、前四半期の140億ドルから増加した。一方、同社のインテリジェントクラウドグループの売上高は、同四半期に93%増の68億ドルとなった。

レイオフに伴ってクラウドに特化した新たな求人が出るかどうかは不明だ。

マイクロソフトの会計年度は6月30日に終了したため、人員削減のタイミングは、7月1日に始まった同社の新会計年度への移行と関係がある可能性がある。

マイクロソフトは昨年7月、スマートフォンおよび販売チームから2,850人を削減した。

3月31日現在、マイクロソフトは世界中で121,567人を雇用しており、そのうち45,535人はワシントン州在住である。