
Record360、レンタカーに傷をつけていないことを証明できるアプリ開発のため150万ドルを調達
ジェイコブ・デミット著

シアトルのスタートアップ企業 Record360 は、レンタカーなどの交換時の状態を記録できるモバイルアプリの開発にあたり、約 150 万ドルを調達した。
エンタープライズ・レンタカーのベテラン、シェーン・スキナー氏が2013年に設立した同社は、6月にアプリの最初のバージョンをリリースした。スキナー氏によると、すでに数千人のユーザーが利用し、数十万件の取引に利用されているという。
iPhone と Android のアプリは、Airbnb の物件所有者からトラックに荷物を積む引っ越し業者まで、高価なものを貸したり受け取ったりするすべての人のために作られています。
ユーザーはアイテムの写真を撮影するか、動画を撮影し、画面をタップして損傷箇所をハイライト表示します。Record360は独立した第三者として、位置情報とタイムスタンプ付きの画像を保存します。
損害賠償をめぐる争いが起こった場合、Record360 は証拠を保有し、誰が責任を負うのかを示します。

スキナー氏によると、このアイデアはエンタープライズ社の財務部門を担当していた頃に思いついたそうです。彼はどこへ行っても、損害の記録に使用されていた紙の書類に問題があることに気づいていました。
エンタープライズは多くの場合、損害が新しいものであることを証明できず、証明できたとしても顧客は不満を抱いていた。
「私たちは多額のお金を失っていました」とスキナー氏は語った。
シェアリングエコノミーが普及するにつれ、こうした取引を記録する信頼できる方法を必要とする人がますます増えるだろうと彼は予想している。
このサービスは一般消費者は無料で利用でき、企業向けには月額制のサブスクリプションサービスです。スキナー氏によると、すでに複数の「著名」なクライアントが登録手続きを進めているとのこと。
同社は創業時に友人や家族から約20万ドルを調達し、今年はさらに80万ドルの調達を目指した。しかし、このラウンドは応募者数が多すぎて、最終的には約150万ドルしか調達できなかったとスキナー氏は語った。
この資金調達ラウンドはアライアンス・オブ・エンジェルスが主導し、ベリンガムのエンジェル投資家グループなどが参加した。
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