
Venuelabs、実店舗小売業者の店頭パフォーマンス追跡を支援するために資金を調達
ジョン・クック著
このデジタル時代において、実店舗でのやり取りに関する顧客からのフィードバックは、決して不足することはありません。シアトルを拠点とするスタートアップ企業Venuelabsは、元MicrosoftおよびJobster社員のニール・クリスト氏が率いており、ピザ店からガソリンスタンドまで、あらゆる企業が顧客とのやり取りを理解できるよう支援することを目指しています。
設立2年のスタートアップ企業、Venuelabsは、以前はValuevineとして知られていましたが、シリコンバレーの非公開投資家とビジネスアナリティクス企業Corelogicの創業者から50万ドルの新規資金を調達しました。これにより、Venuelabsの調達総額は95万ドルに達しました。
クリスト氏はGeekWireに対し、事業は現在好調だと語っている。昨年11月に「店舗版Klout」と称されるVenueRankプログラムを開始して以来、収益は前月比40%増加している。来週中には店舗数が10万店を突破すると予想されており、従業員数も来月にはほぼ倍増の18人になる見込みだ。
「今日、実店舗は、その特定の場所に関する消費者コンテンツを収集する膨大な数のページやサイトで圧倒されています」とクリスト氏は述べ、VenueRankは「店舗の現状を一目でわかる毎日のスコア」を提供していると付け加えた。
Jaguar、Juice It Up、Chevron、Little Caesars Pizza などの企業も、Venuelabs を使用して店舗のパフォーマンスと健全性を追跡し、競合他社を監視し、Yelp などのサイトのレビューを詳細に分析し、Facebook、Foursquare、Twitter でのアクティビティを追跡しています。
「スマートフォンの爆発的な普及と、位置情報の共有を促すアプリの消費者による利用の増加により、店舗を持つブランドにとって、この膨大かつ急速に増加する位置情報から学び始める絶好の機会が生まれています」とクリスト氏は付け加えた。「私たちは、多くのチェーンブランドが企業として頭を悩ませている基本的な疑問、『店舗のお客様は実際どうなっているのか?』に答えます。」
例えば、あるピザチェーンは最近、Grouponのキャンペーンを最大限に活用するためにVenuelabsのテクノロジーを活用しました。また、ある家電量販店は、店舗でのコンサートに参加した顧客からのフィードバックを測定するためにVenuelabsのテクノロジーを活用しました。